No.41
別海陸上少年団
別海の少年少女スポーツ
 別海町では小・中学生の少年団スポーツが盛んです。スケート、サッカー、水泳等々があり、複数を掛け持ちをする子どもも多く、毎日、何らかの少年団の練習が行われています。陸上少年団も小学生は3年生から6年生まで28人いて、週3回練習していますが、今年は別海にいる間、指導に携わることになりました。継続して指導するには、まず28人全員の名前を覚えること。別海では高校生でも名字ではなく名前で呼ぶことが多いですが、最近の子供の名前は難しい。簡単には読めない漢字も多いし、初めの頃は、子どもたちの様子を見ながら練習の流れを作るため、限られた時間の中で、全員の名前まで覚えるのは、ちょっと大変でしたね。また高校生を教える時は、練習を立って見ているだけでよいのですが、小学生の場合はそうはいきません。ある程度は一緒に動いて教えなければならないし、大きい声も出さなくてはならず、かなり体力が必要です。夕方、少年団の練習がある日は、昼間の自分自身の練習を軽めにして、体力を温存して取り組んでました。
子どもたちの練習
 小学生は競技云々というより、基本の動きを覚えながら遊び的な要素を交えて、あきさずに動き続けて体力をつけることが必要だと思っています。長々とJogをさせたりはせず、スキップや変形ダッシュなどの動き作りや、エンドレスリレーをやったりしてました。子どもたちは単調な練習より、ゲーム性があるリレーが好きですね。負けると、負けたままでは悔しいから、もう一回やりたいと言う負けず嫌いの子もいたり・・・性格もわかってくると、子どもたちがより身近に感じるようになりましたね。子どもたちも慣れてくると色々と話しかけてくれますが、高学年女子の興味は私の競技レベルより「結婚してるの?」「子どもはいるの?」と、ちょっと違った方向の質問が多く、私もたじたじでしたね。
子どもたちの競技あり方
 小学生でも競技大会があります。釧路や別海町内の大会でリレーや走り幅跳び、100mや800mなどの種目に出たりします。800mや1500m(高学年男子)の長距離種目に出る子に対しても、特別に長距離練習はさせませんでした。たいしたことはしていないのに、そこそこの記録で走る能力の高い子もいて、もう少しレベルの高い練習をやらせたら、一気に記録が伸びるのでは・・・何度もそんな誘惑に駆られました。それでも小学生からハードな練習をして、後々伸び悩んでしまう子どもたちの実例を知っているので、そこはぐっと我慢しましたが、どこまで練習をさせてよいのか、色々と悩むことが多かったです。
これからの成長
 慌ただしく過ぎてしまった少年団の指導も10月上旬で終了。子どもたちに振り回されることも多々ありましたが、楽しい時間でした。この5ヶ月間で成長した子もたくさんいます。体力がついて記録が伸びるだけでなく、集中力のなかった子が急に競技に目覚めてしまったり、突然変わる子供に驚くことも。子供は本当に色々な可能性を持っているのだと改めて感じてます。これから中学生、高校生になっていく子どもたちが、どう成長していくのか、楽しみですし、歩んでいく姿を見ていきたいと思っています。6年生は卒業後、他のスポーツを掛け持ってる子も多く何を選ぶかわかりませんが、中学生になっても、一人でも多くの子が陸上競技を続けていってほしいですね。
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