No.39
ホノルルマラソン - 20回目のレース
20年目のホノルル
 ホノルルマラソンは今年で20回目の参加になり、事務局の御厚意で『20』のナンバープレートを頂きました。概ね天気の良い年の方が多かったですが、雨の時や強風の時、やたら蒸し暑い時もありました。大雨でコース途中のチップ計測器が水没してラップが取れない時があったり、別の年の雨では大きな蛙がコース上の至る所で潰れていて、踏まないように走るのが大変な時もありました。天気がよくて晴れると30℃近くまで気温が上がりますが、多少暑くても、やはり晴れている時の方がホノルルらしくて気持ちよいですね。私自身の体調も常に万全ではなく、風邪を引いて咳が止まらずに、ずっと咳をしながら走ったり、脚を怪我をしていて痛み止めを飲んで走ったことも。時差ボケもあり一睡も眠れずに走ったことも何回も・・・20年の間には、本当に色々なことがありました。
日本人参加者の移り変わり
 初めて走った1994年頃はとにかく日本人が多くて、3万人以上の参加者の3分2以上を占めていて、街中にも日本人の姿ばかりでした。どこへ行っても声をかけられたりカメラを向けられたりしたので、なるべく人に会わないようメイン通りを避けて歩いたりしてましたね。最近は大会の半分程度なので、だいぶ少なく感じます。また以前はツアー参加者が多く、ゴールでもあるカピオラニ公園では集団で走るツアーの人達でいっぱいで走るのが大変でしたが、今はだいぶ少なくなりました。最近はツアーより個人で参加する人の方が多くなっているようです。日本人のランニングへの意識が変わってきた気がしますね。
楽しみのレースへ
 私も以前は2時間台で走っていましたが、今ではやっと4時間を切れるレベルです。速く走れるに越したことはないのですが、それでも今はまた違う楽しさを感じています。ホノルルは朝5時、暗い中をスタートします。陽が昇るのは7時過ぎなので、2時間台で走ると半分以上、暗い中を走り、明るくなると、もうゴールに近く、ホノルルの景色を余り楽しむこともできません。起伏もあり決して楽ではないコースですので「楽しい」という感覚がなくて、何故、こんなに人気がある大会なのか、正直言ってわからなかったですね。でも今は、レース中盤には明るくなるので、周りの景色を楽しんでいます。時には折り返しのハワイカイの山から陽が昇るのを見れて感動したり・・・。暖かい気候の中で、青い海と空、鮮やかな木々の緑を眺めながらを走るのは本当に気持ちよくて、フルの長さを忘れてしまうほどです。最近は、改めてリピーターが多いホノルルマラソンの魅力を感じています。
走り続ける
 ホノルルでは3年前に92歳の地元の女性が完走しフル完走最年長でギネス記録になったようですが、今年の女性の最年長参加は85歳の日本人、何と10時間台でゴールしたそうです。日本からは飛行機で移動するだけでも大変かと思いますが、本当に脱帽ですね。毎年ホノルルは高齢者の方々の参加が本当に多くて驚かされます。私もいつまでも走れるかわかりませんが、さすがに30年後の完走は自信がありません。でも元気な高齢者ランナーを見ていると、まだまだ自分も走り続けたいという気持ちになりますね。
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