No.37
別海町
別海町でも増えたランナー
 今年の夏は北海道全体で雨が多く、別海では太陽が恋しくなりましたが、9月になり秋晴れの日が続き、気持ちのよい日々が多くなりました。一年の中でも天気が安定していて、食べる物も充実している別海の秋は過ごしやすい季節です。また10月第1週の別海町パイロットマラソンが近づく時期なので、町民ランナーの走る姿を見かけることが多くなります。以前は町内で走っている人はごくわずかでしたが、ここ数年、年々増えてきました。でも改めて考えてみると、ランナーの数だけでなく、町は色々と変わってきたことを実感します。
町の移り変わり
 私が別海に始めて来たのは1987年。それから四半世紀、毎年来ているため、少しずつ変わっていく課程を見逃しがちですが、改めて考えると、町もその間にずいぶんと変わりました。初めて別海へ来た時は「東京から遠くて、牧草地以外は何もない町」という印象でした。今は羽田空港から直行便の飛行機が飛んでいますが、当時は千歳空港経由のプロペラ機でしか来れず不便でした。町も公認の陸上競技場を始め体育館、温水プールなどスポーツ施設こそ揃っていましたが、とにかく店が少ない。コンビニなどは、もちろんなく、買い物に行けるのは小さいスーパーと酒屋くらいしかなかったですね。最初に来た年はまだ鉄道が通ってました。翌年、廃線になり、駅はバスターミナルに変わり、線路の一部は遊歩道になってます。でも今の高校生の中には鉄道が通っていたことさえ知らない子達も多くなりました。
合宿の地として変わる町
 実業団が合宿するようになってから、ランニングコースや練習用のタータントラック、町営の温泉施設などが新しく作られ、そのおかげで90年前半は、実業団・大学のチームが合宿に本当に多く集まりました。狭い町中を朝からワサワサと走る選手の数の多さは半端なかったですね。その頃に酒屋がコンビニに変わり、小さい店でしたが、それだけでも嬉しかったです。今では大きなスーパーが2軒、コンビニも大手のセブンイレブンもでき、いつのまにか4軒にもなり、買い物には不自由しなくなりました。都会に比べるとゆっくりですが、確実に町は変わっています。でも静かでのんびりした町の空気は前と少しも変わりません。そんな別海で過ごす時間は私にとって安らぎを与えてくれる貴重な時間になっています。
グラウンドの改装
 今年の8月下旬からタータントラックの張り替え工事が始まりました。タータンができてから20年、その間、修復などは金銭的に難しく、かなりボロボロになってしまいましたが、今年度、ようやく予算がとれて張り替えることになりました。タータンが使えないので、毎年来ているチームが来なかったり、早めに帰ったり、と逆に今年は町中は選手が少なく寂しい夏になりました。でもタータンが新しくなる来年以降はまた合宿するチームが増えてくれることを期待しています。
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