No.35
幸手市とのつながり
今年の幸手さくらマラソン
 毎年4月第1週は埼玉・幸手市での幸手さくらマラソンに参加してます。今年は爆弾低気圧の影響で残念ながら中止になってしまいましたが、1992年の第1回から毎年、招待していただいてます。20年以上もの間、幸手に行き、今では大会だけでなく、地元の方々との飲み会を含め、ランニング教室など色々とおつきあいさせていただいています。今年は4月の交通安全週間の一環として幸手警察署長の一日警察署長をやらせてもらいました。
子供達の陸上教室-「かっけこクラブ」
 幸手では総合型地域コミュニティクラブの一環として、子供達の陸上教室「かけっこクラブ」を開いています。毎週土曜に開催されますが、幼稚園児から中学生まで100人近く登録していて、小学生だけでも毎回50人以上が参加、これだけの人数がよく集まると感心しています。私も年に5~6回、かけっこクラブに顔を出し、小学生の指導をさせてもらっています。
 最近は各地のマラソン大会でも2~3km位の小学生の部があり、びっくりするくらい速い子もいます。素晴らしい素材の子は多いですが、反面、長い距離の練習をやりすぎてしまって、走るのが嫌になったり、後々伸び悩んだりする子も少なくありません。小学生のうちから長い距離を必要以上にやるのは、成長の妨げにもなり決してよいことではないのですが、ひたすらJogをさせているランニングクラブも実際はあり残念に思います。長い距離の走り込みは成長期が過ぎてからで十分です。それよりも動きの基本など、子供の時にしかやれないことをしっかりやらせることが、将来の可能性を広げてくれます。
子供達のトレーニング
 浅井=LSDのイメージが強いですが、だからといって子供達にはLSDはもちろん無駄に長い距離を走らせません。子供達はなかなかゆっくり走ることはできませんし、LSDは必要ないと思っています。スキップや変形ダッシュなどの基本の動きや100mのエンドレスリレーなどをやらせています。小学生も1年生から6年生まで一緒だと、体力差も大きく、大変な部分もありますが、ゲーム的な要素も入れたりして、何とか飽きさせないよう試みています。時には「え~」とか「疲れた~」などと言いつつも2時間という長い間、給水以外は休むことなく、動き回っていて感心しています。そんな子供達は、1年も経つと本当に変わってきますね。
継続と成長
 かけっこクラブに携わって5年になります。時々しか参加できませんが、たまに子供達を見ると逆に成長度がわかります。ある時、高学年になった子が私の脇に来て「勝った~!」と喜んで・・・何かと思えば背の高さでした(笑)オリンピック選手が雲の上の人ではなく、身近に感じてもらえるのは嬉しいですね。この春、始めは小学生の低学年だった子が、中学生になり、真新しい中学のジャージを着て、陸上を続けてくれる姿を見て嬉しく感じました。今、急激に速くならなくても陸上競技を楽しいと思ってくれ、続けてくれることが何よりですし、その手助けを少しでもできれば、という気持ちで子供達と関わっています。そしていつか、この子達の中から、日本を代表するような選手が出てくれることを期待しています。
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