No.34
本当の東京マラソン出場
一般としての初参加
 今年で7回目の参加になる東京マラソン。今までの6回はゲストという扱いを頂いていて、色々な面で優遇してもらい、特にスタートでは5分前に最前列に並ばせてもらう恵まれた待遇でした。それが今回、初めて一般参加での出場。他の大会で名目は一般でも、スタートは前の方に並ばせてもらったりしていて、大きなマラソンでの本当の一般での参加は、国内外を含めて初めてのことで、戸惑いや不安もありました。
 とにかくこの時期の東京の朝は寒い。スタートするまでいかに身体を冷やさないか、が一番の課題(私は人一倍の寒がり)。会場では着替えるスペースが十分あるわけでもないし、時間ももったいないので、当日朝は家からゼッケンをつけたTシャツを着て脱げばOKの格好で、寒くないよう上下とも重ね着していきました。電車を乗り継ぎJR山手線に乗ると、あきらかに今日走るランナーが何人も乗車していて、すでにタイツ姿でいますぐ走れる、という格好の人もいたり(寒くないの?)と思えば新宿駅の地下道沿いでは下着姿で着替える人もいたり(見たくない!)様々でした。
スタート地点
 新宿駅から都庁近辺は人、人で本当にいっぱいで圧倒されましたが、ランナーエリア近くに行くと出場ランナー以外は入れないようチェックされていて、おかげで荷物預けやスタート近辺エリア内は混雑することなくスムーズでした。使い捨てのビニール合羽と使い捨てカイロを持参し、Dブロックに20分前に整列、気温は5℃位でしたが、運良く陽がさした場所で暖かくて助かりました。スタート直前に合羽とカイロを道路脇のゴミ袋に捨てて9時10分号砲。最終ランナーはスタート地点通過するまで20分以上かかったようですが、私は歩いたり止まったりで通過に3分45秒。最前列に並んでると、紙吹雪も見たりできないけど、初めてじっくり見てハートの紙吹雪に感動。反面、コース上に数え切れないほどのビニール合羽が散乱、他にもペットボトルやレッグウォーマーなど色々なものが落ちていてビックリ。ビニールに滑って転んだ人もいたようですが、余りのマナーの悪さに憤りを感じました。
大会運営の良さ
 走り始めてからはそれほど問題はなく、後半は風が強かったり、ちょっと寒くて走るには厳しかったですが、3時間52分でゴール。ゴールした後は、完走メダルやタオル、ドリンク等をもらって、荷物受け取りに。第1回の時には荷物受け取りが混乱していて、かなりの時間がかかった話を聞いてたのですが、指定の場所に行ったら、お願いする前に係がナンバーを見て荷物を持ってきてくれ手際の良さに感激。でもボランティアの人達から次々と「おめでとうございます」と言われちょっと戸惑いを。いままで大会でおめでとうと言われたのは、勝った時とかなので、初めは「何が?」と思ったけど、完走=おめでとうの世界なんですね。
 ビックサイトは広すぎて、更衣室や出口へたどり着くまでも大変でしたが、着替えのスペースがちゃんと確保されてたり、応援に来ている人との待ち合わせスペースでは目印に番号付きの風船に番号があったり、迷うこともなかったです。36,000人ものランナーが走り、プラス応援者がいたら相当な数になりますが、スタート・ゴール会場でもスムーズな運営がされていることに改めて感心しました。
大会全体を楽しむ
競技者としてマラソンを走ってきた私は、大会は42.195kmを走ればよい、という感覚でしか捉えていませんでしたが、市民ランナーの方々は事前のナンバーカード受取から始まり、レース後の打ち上げなども含めて、全てを楽しんでる人が多いのを改めて感じました。でも早い段階から歩いている人も多く、参加するだけで楽しいのかもしれませんが、ちゃんと練習して歩かずに走り続けて完走できたら、もっと楽しく感じるはず。そういうランナーが多い大会になっていってほしいですね。
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