No.20
山歩き
長期間の休養と体力の低下
 今年の2月の東京マラソンを走った直後、私は入院手術をし、その後、1ヶ月半ほど走らずに過ごしていました。実業団に入って以来、これほど長期期間走らないことはかつてないことで、走らない日々を過ごすのは、時間が長く感じたものです。退院直後から、なるべく少しは歩くようにしていましたが、思った以上に体力は低下してしまいした。走るのを再開した時には、1km続けて走ることがきつくて、自分自身でびっくりしたほどです。でもここで焦るのは禁物、と自分に言い聞かせ、走れない分、歩くことで補うようにしました。
体力回復トレーニング
画像1 河川敷や街中を歩いたりして、体力は少しずつ回復してきましたが、筋力的なことがなかなか補えないことを感じてました。そこで高尾山へ行き、山歩きをしました。今までは強化的トレーニングの位置づけで、荷物を重くして筋力強化を兼ねてやるこが多かったのですが、今回は荷物は最小限にして、登り下りをじっくりと歩くことをメインにしました。体力が落ちているので、ゆっくり歩くだけでも楽ではありませんが、周りの景色などにも助けられるので、思ったより長時間歩けて、気づいたら5時間近く歩いてました。さすがに終わった時は、まるでレースを走ったかのような疲労感があり、頼りなくなった脚には早くも筋肉痛が起きてしまいましたが、リハビリトレーニングとしては効果的だと改めて感じました。
そして強化としての山歩き
 もちろん山歩きはリハビリだけでなく、強化としても大切なトレーニングです。長時間動き続けることで、フルマラソンのスタミナをつけることができますし、大腿部から体幹部の筋力強化にもなります。特に夏は、街中の暑い中で長時間走ることは、色々なダメージがあるので、涼しい山で歩く方のが、身体にも優しく色々なメリットが得られます。秋の走り込みの前にその練習に耐えられる身体作りをするためにも山歩きはお勧めです。私は12月のホノルルマラソンでフル復帰を目標にしていますので、今年は山歩きをしっかり取り入れて体力を戻していこうと考えています。
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