No.15
駅伝
正月の駅伝
 正月は実業団駅伝と箱根駅伝を見て過ごした人も多かったのではないでしょうか。私もテレビ中継に釘付けなっている一人です。今でこそテレビの前でのんびり見ていますが、実業団に在籍していた時は応援のため年末から群馬に泊まり込みで、バタバタと過ごしていて、正月気分を味わうことができなかったですね。元旦の実業団駅伝も定着しましたが、実は元旦に行うようになったのは1988年から。それ以前は12月に伊勢神宮から賢島折り返しで行われていました。、二見浦などの名所も通るので趣もありましたし、途中に峠もあり変化があっておもしろかったですね。箱根駅伝ほどではありませんが、起伏があるので、登りや下りで得意、不得意の選手の差が出たりするので、色々なドラマがありました。
駅伝での経験
 私自身が駅伝を走った思い出としては、一昨年で終了した横浜国際駅伝に84~86年連続して走った時が一番印象に残っています。その頃はイングリット・クリスチャンセンやロザ・モタなど海外のでトップクラスの選手が何人も参加してました。当時マラソンでは国内で強かった私も、まだまだスピードもなく海外ではまるっきり通用しなかったので海外遠征も少なかったですが、そういう時に日本国内で海外の強い選手と走ることができたのは貴重な経験でした。クリスチャンセンと同じ区間を走った時は一瞬たりとも併走することもできずに追い抜かれてしまったり、まるっきり相手にされなかったですが、その頃の苦い経験がその後のよい財産になったと思っています。
チームとしての駅伝 ― 襷
 他にも都道府県対抗駅伝なども走ったことがありますが「チーム」として取り組んだことはありません。私が高校、大学の頃は女子の駅伝はまだありませんでしたし、実業団に入ってからは、チームで女子一人だったので、もっぱら男子の応援でした。大会の時だけ集まる、という形の駅伝しか経験していないので、私自身はチームとして取り組む駅伝の醍醐味はわかっていないかもしれません。都道府県対抗でも上位のチームは何度も合宿などで一緒に練習して大会に挑んでいるようです。個人のレースと違い、同じチームの仲間との繋がりが、より襷への思いが強くなり、見ている人を感動させるのかもしれませんね。
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