No.11
私の第二の故郷 - 別海町 - その3
合宿の地―別海
 8月を中心に別海に実業団や学生が合宿に来ます。以前ほどのチーム数には及びませんが、ロードやトラックで集団で走る姿を見ると改めて夏なんだと、感じる光景です。ほとんどのチームがレース時期ではない夏にも関わらず、シーズン中とそれほど変わらないようなトラックでスピード練習、ロードでの距離走を行っています。せっかくクロスカントリーできるランニングコースがあっても、休養JOGくらいにしか使わないので、残念に思います。
別海ならではの練習
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 私が実業団の時は、その時期にしかできない、その場所でしかできないトレーニングをしようということを念頭に置いていました。別海へ来たら、基本はランニングコースでの走り込みでしたが、時には遠出をして、長時間のLSDや走りと歩きを交互に行うJOG&WALKを行ってました。天気の良い日に50~60kmの距離を1日かけて、のんびりと、小銭を持って、別海の名所巡りをするつもりで、色々なコースを選び出かけてました。どこまでいっても牧草地ばかりの道をひたすら走ったり。海の方まで出かけていって、北方領土を見て感動したり。野付半島のトドワラ(枯木群生)を楽しんだり、別海の観光地は、ほとんど練習がてら出かけて見たものです。最初の頃は気軽な気持ちで、小銭を持ってでかけてましたが、どこへいっても10km以上も店どころか自動販売機も何もなく、暑さの中でしんどい思いをしたこともありました。
練習の効果
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 1日かけたゆっくり練習は私のチームくらいでしたが、当時は他のチームも60~70kmの長い距離走をやるチームも多くありました。最近の陸上界は科学トレーニングが進み、そういう練習は無駄と思われ、スマートな練習をしているようです。確かに超長時間の練習は効率の悪い練習かもしれません。でもそういう地道な練習をすることで、培われるものもたくさんあると思います。普段とは違う練習ができるのも合宿の醍醐味ではないでしょうか。
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